顧客目線になりなさい!と言われてもなれない理由
こんにちは。
株式会社マーケティング・エッセンシャルズの栃本常善です。
よく顧客目線になりなさい、
とか顧客の立場に立て、
とかってよくいうけど、
なかなかなれないと思うんです。
ほとんどの人、会社が。
頭では大事だとわかっている。
重要なこともわかっている。
そして、みな誰もが顧客目線になっているつもりである。
しかし、実際はどうだろうか?
ほとんどの人が顧客目線になれていない。
自分目線、売り手目線になっている。
じゃあ、なぜ、顧客目線が重要だとわかっていて意識もしているはずなのに、顧客目線になれないのだろうか?
これには明快な答えがあります。
それは、顧客の立場、状況を実際に経験したことがあるかどうかの違いである。
ほとんどの人は、顧客の立場を経験したことがない。
だから、つもりにはなれるけど、実際にはほんとうに顧客目線になれるわけがない。
だから、もし仮に顧客の立場に実際になれないにしても、顧客に直接実際にリサーチして、どんな悩み、問題があるか、どんな目的でこの商品サービスを利用しているのか?なぜ、他ではなく、自社を選んでくれたのか?といった顧客の心理を少なくとも把握することは可能なのである。
だから、まずは顧客リサーチから始めてほしい。
じゃあ顧客目線になれると、どんなメリットがあるのか?
いくつかあります。
その中でも僕が感じていることは、売り込まなくても売れる商品、サービスをどんどん開発し、販売ができるようになることなのです。
特にあなたの会社、ビジネスで顧客対象が絞られていて、明確になっている場合、特に効果が高いです。
なぜなら、ターゲットとなる顧客対象が明確であればあるほど、その人たちに合った商品、サービスを作りやすいからです。
逆に顧客対象が漠然としていて、色々な属性の顧客が混在している場合は、商品、サービスも当然ながら漠然としたものになってしまいます。
さあ、ぜひ顧客目線になるためにも顧客対象を明確にしてみてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。